なぜ仕入れ価格の判断は難しいのか
リユース業における利益は「仕入れ価格と売却価格の差」で決まります。売れない価格で仕入れれば在庫が積み上がり、高すぎる価格で仕入れれば利益が出ません。この判断には、次のような要素を同時に考慮する必要があります。
- 商品の現在の市場相場(フリマアプリ・オークションの落札実績)
- 商品の状態(傷・動作確認・付属品の有無)
- 自店舗での販売実績・回転率
- 競合他店の売り出し価格
- 需要のトレンド(季節・新モデル発売後かどうかなど)
ベテランスタッフであれば経験と記憶から素早く判断できますが、新人スタッフや扱ったことのないジャンルの商品では判断が難しく、仕入れを断るか、過大に安全マージンを取ることになりがちです。
仕入れ価格が安すぎると、後から「あの商品、もっと高く買い取れた」という後悔が生まれ、ユーザーとの信頼関係に影響することも。AI提案はその判断の「根拠」として活用できます。
AI価格提案機能の仕組み
AI Stock NAVIのAI価格提案機能は、Google Gemini(最新AIモデル)を使用しています。商品カテゴリ・商品名・型番・状態・特記事項を入力すると、AIが市場相場を分析して参考価格と理由を提示します。
AIが提示する情報
提案売価
根拠・理由
使い方の手順
仕入れフォームを開く
在庫一覧の「AI提案」ボタン、または仕入れ入力画面でAI提案ボタンをタップします。
商品情報を入力・確認
商品名・カテゴリ・型番・状態・特記事項が自動入力されます。追加情報があれば編集してください。
「AI提案を取得」をタップ
数秒でAIから提案価格と根拠が表示されます。提案内容を見て仕入れ判断に活用します。
仕入れ価格・販売価格に反映
AI提案の売価から利益率を逆算して仕入れ価格の上限を決定します。
利益率の計算に活用する方法
AI提案で売価の目安がわかれば、仕入れ価格の上限を逆算できます。AI Stock NAVIには「提案売価自動計算」機能もあり、仕入れ価格に対して利益率70%(粗利30%)を確保する目安売価が自動で表示されます。
利益率から仕入れ上限価格を逆算する考え方
| AI提案売価 | 利益率目標 | 仕入れ上限の目安 |
|---|---|---|
| ¥10,000 | 30% | ¥7,000 |
| ¥15,000 | 30% | ¥10,500 |
| ¥5,000 | 30% | ¥3,500 |
※実際の利益率は送料・手数料・プラットフォーム費用なども考慮する必要があります。
AI提案回数のプラン別制限
AI価格提案は毎月利用できる回数に上限があります(プランごとに異なります)。
| プラン | 月額 | AI提案回数/月 |
|---|---|---|
| Free | ¥0 | 3回 |
| Standard | ¥980 | 30回 |
| Pro | ¥2,980 | 100回 |
1日に複数回の仕入れが発生する事業者や、スタッフが複数人いる場合はStandardまたはProプランがおすすめです。
AI提案を使いこなすポイント
- 型番を入れると精度が上がる:商品名だけでなく型番・モデル番号を入力するとAIの回答精度が高まります。
- 状態を具体的に書く:「美品」「難あり(液晶割れ)」など状態の特記事項を詳しく入力すると、より実態に即した提案が得られます。
- 参考価格として活用する:AI提案は参考情報です。実際の最終判断はスタッフの経験と組み合わせて行ってください。
- キャッシュを活用する:同じ商品を繰り返し調べると、過去7日以内の回答がキャッシュから即座に返されます(回数消費なし)。